今回は,愛知学院大学から千野直仁教授をお招きして,多次元尺度法について ご講演いただきます。 日時 平成15年5月28日(水)13:30 〜 15:00 場所 本館32教室(人間科学部本館3階) 演者:千野直仁(愛知学院大学) 演題:非対称多次元尺度構成法 -- 概要と今後の展開について 参加希望者は狩野(kano AT hus.osaka-u.ac.jp)まで連絡してください. ABSTRACT 非対称多次元尺度構成法は、伝統的な多次元尺度構成法が50年代後 半から計量心理学の分野で開発され80年代の半頃にはほぼ完成し国際 的な統計ソフトにその主要な方法が組み込まれているのに対して、70 年代の中頃からやはり計量心理学の分野で開発されつつある方法で、こ れまで多くのモデルが提案されてきているが、未だ方法的には完成して いない分野の1つである。このセミナーでは、これまでに提案されてき た非対称多次元尺度構成法の概要を述べ、残された研究課題や今後の展 開可能性について述べる。 参考書:(1) 千野直仁 (1997). 非対称多次元尺度構成法 現代数学社 (2) Cox, T. F. and Cox, M. A. A. (2001). Multidimensional Scaling. 2nd Edition, London: Chapman & |