2017年度 ゼミBのゼミは、以下のように進めます。鈴木讓教授が担当します。
- 下記のテキストを輪講します(最初の8回)。読み方の訓練をします。
清水昌平「統計的因果探索」機械学習プロフェッショナルシリーズ (講談社, 2017)
- R言語でプログラミングし、実データを入力して実際に因果関係を見出します(次の3回)。
- 最後に、ベイズ的なアプローチを導入して、既存の方法の改良を目指します(最後の3回)。従来の問題点を指摘し、新しい方法を提案する訓練をします。研究とはどのようなものかを垣間見ます。
数理科学コース、特に統計関係の単位を取得し、3年次後期で計算数理B・情報数理B(機械学習のRプログラミング)を受講すれば、それ以上の予備知識は不要です。
テキストの清水昌平先生は狩野研究室の出身で、因果推論、機械学習の分野で活躍されています。「機械学習プロフェッショナル」というシリーズですが、わかりやすく書かれています。
受講を希望する学生は、事前に鈴木讓(j-suzuki@sigmath.es.osaka-u.ac.jp)に連絡をとり受講の確認をしてから申し込んでください。