統計数学セミナー
Seminar on Probability and Statistics |
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Seminar on Probability and Statistics Monday May 30 2016 Osaka I204 (Host) and Tokyo 052 (Web) 1:00-2:10 pm
遺伝統計学で迫る疾患病態の解明とゲノム創薬
岡田 随象 / OKADA, Yukinori 大阪大学 / Osaka University Abstract 遺伝統計学とは、生物における遺伝情報と形質情報との結びつきを、統計解析を
通じて
明らかにする研究分野である。近年の技術進歩に伴い、数千人~数十万人規模の
サンプ
ルにおける遺伝情報が得られるようになった。これらの膨大なゲノムデータに対
する遺
伝統計解析を通じて数多くの疾患原因遺伝子が同定されただけでなく、疾患病態
の解明
やゲノム創薬にも貢献できることが明らかになっている。一方で、膨大なデータ
を適切
に扱う遺伝統計手法の開発にニーズが高まっており、情報学・数理科学・疫学・
医学な
ど、多彩な分野の研究者が参入する傾向が認められている。本セミナーでは、遺
伝統計
学を巡る最新の現状を報告したい。
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