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★ 推定の精度とモデル

$(\bfy_1,\bfy_2)$ の確率密度関数を $g(y_1,y_2|\theta,\phi)$,$(\bfy_1,\bfy_2)$ の一部分である $\bfy_1$ の確率密度関数を $f(y_1|\theta)$ とし,$\theta$ が興 味ある母数で,$\phi$ は nuisance (興味がない母数) とする.このとき,[21] では, $(\bfy_1,\bfy_2)$ に基づく $\theta$ の推定量の方が,$\bfy_1$ に基づく推定量と 比べてより良いことを解析的に示し,さらに,多くのモデルについてこの性質を検討 した.[7] は因子分析モデルにおける誤差分散 $\Psi$ の推定に関して [21] に対応 する結果を得ている.[21][7] の拡張である.
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