大学院等高度副プログラム
大阪大学の大学院等高度副プログラム「データ科学」では平成28年度よりビッグデータ&データサイエンティストコースを新設します.同コースのコア科目は全てのコースに共通な「データ科学特論I, II」,そして,当該コースのコア科目としてビッグデータ工学(第一学期開講)と数理特論 III(第二学期開講.意思決定とデータ科学)を用意しました.
ビッグデータ工学の担当は情報科学研究科の鬼塚真教授で分散データ処理やビッグデータと機械学習による自然言語処理をご専門となされ,情報科学の理論的な観点からビッグデータの利活用を講述なさる予定です.
数理特論 III(意思決定とデータ科学)の講義担当者は大阪大学招へい教授の河本薫博士(大阪ガス所属)です.河本氏は2013年に第1回データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞なさった日本のデータサイエンティストの第一人者です.一方で工学博士と経済学博士を取得なさっていてアカデミックな研究にも理解があります.年間60件以上の講演をこなす河本氏の講義は一聴の価値があります.また、本講義では、ゲスト講師として、野村総合研究所の鈴木良介氏を迎えます。鈴木氏は、ビッグデータ活用のコンサルタントの第一人者であり、日経ビッグデータをはじめ数々のメディアで活躍されています.なお,同講義の受講者は演習等の関係から最大40人と制限されています.受講希望者が上限を超えた場合は基本的には抽選ですが,副プログラムの登録者は優先して受講できることになっています.
平成27年度取得の単位は平成28年度に新コース開講の際には修了単位として認定されます.
数理特論III(意思決定とデータ科学)受講上の注意
開講時限は第二学期水曜日1限です.
10月xx日までに受講登録すること.
最大受講者数は40人.最大数を超えた場合は10月xx日に抽選を行い受講可否を決定する.ただし,本科目は高度副プログラム「データ科学」への提供科目であるため,当該副プログラムの登録者を優先することがある.
ビッグデータ&データサイエンティストコース,主要担当部局:情報科学研究科
時間割 コード | 授業科目名 | 単位数 | 開講 学期 | 開講部局(課程) | 備考 | |
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選択 必修 | 選択 | |||||
290724 | データ科学特論 I | 2 | 1 | 基礎工学研究科(院前期) | 奇数年度開講 | |
290729 | データ科学特論 II | 2 | 1 | 基礎工学研究科(院前期) | 偶数年度開講 | |
290737 | 数理特論 III [意思決定とデータ科学] | 2 | 2 | 基礎工学研究科(院前期) | ||
331635 | ビッグデータ工学 | 2 | 1 | 情報科学研究科(院前期) | 奇数年度開講 | |
331304 | 並列アルゴリズム理論 | 2 | 1 | 情報科学研究科(院前期) | 偶数年度開講 | |
331636 | ビッグデータ解析 | 2 | 1 | 情報科学研究科(院前期) | 偶数年度開講 | |
280834 | データマイニング工学 | 2 | 2 | 工学研究科(院前期) | 偶数年度開講 | |
331303 | 並列プログラミング | 2 | 1 | 情報科学研究科(院前期) | 奇数年度開講 | |
290749 | Data Science and Case Studies I | 2 | 1 | 基礎工学研究科(院前期) | 集中(6月,7月) H27年度「数理計量ファイナンス特別講義 I」と同一 |